griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

欧州委員会が自動車用ガラスでの価格カルテルに対し厳しい対応に出る。。

欧州連合(EU)の欧州委員会は12日、自動車用ガラスで価格カルテルを結んだとして、旭硝子日本板硝子の英子会社など4社に総額で約14億ユーロ(約 1700億円)に上る制裁金の支払いを命じた。価格カルテルでは過去最高の制裁金となる。クルス欧州委員(競争政策担当)は「グローバルに活動を広げる日本企業などもEUルールを守って行動しなければならない」と強調した。
 制裁金額は日本板硝子系の英ピルキントンが約3億7000万ユーロ、旭硝子が約1億1350万ユーロとなる。カルテルへの関与が深いとみられる仏サンゴバンは約8億9600万ユーロの制裁金支払いを迫られた。
 4社合計の制裁金額は13億8400万ユーロで、日米欧5社が対象となった2007年のエレベーターカルテルの約9億9200万ユーロを上回り、1件あたりの制裁金で過去最高を更新した。欧州委によると、EUの自動車ガラス市場ではこれら4社のシェアが全体の約9割になるという。 【日本経済新聞社 NIKKEI NET 11.12 21:09】

うへぇ~。また吹っかけられたものである。ひっどいねぇ。。┐(゚~゚)┌

欧州委員会の指摘が事実なら、これも身から出た錆には違いないが、不況風の強いこの時期の出費である。各メーカーにも、さぞや重たかろうと察せられる。。

阿波踊りの一節に「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら踊らな損々」という下りがある。欧州に進出するこれらガラスメーカーにとっては、やるも地獄。やらぬも地獄ではなかろうか。。

とはいえ如何に苦しくともアンフェアなことは許されない。私もそこには異論はない。今後、4社が不服として争うのかどうかは定かではないが、気になるは欧州連合が、始めから毟り取った金を金融危機の補填とする魂胆があったのなら?・・「制裁」を隠れ蓑にした「泥棒」と言われても?反論の余地はなかろう。一気に正義が霞むことになる。。

そういえば?日本には昔から「衣食足りて礼節を知る」という格言があったが、普段は誇り高いEUも、イザッ食い詰めてくると品性のカケラも無くなってしまう様子が感じられて、私にはとても興味深く映った次第である。。

とはいえ「目には目を!歯には歯を!」ではないが、公平感を保つためにも、これを機に、逆に万が一、EUメーカーが、日本で不正を働いたなら?・・その際は、EUがしたと同じように、彼らの目ん玉が飛び出るほどの巨大な制裁金を課すべきである。。

国益と人民の誇りを考えれば、毅然たる処置には、毅然たる処置で答えるのが「原理原則」であらねばならない。その際に、もしも日本の公取が、よもやの「へっぴり腰」をしたら?・・それはもはや国賊と断じても?・・何ら差し支えなきものである。。

今回のEUの対応を見て、そのように感じられた。。。\_(-_- 彡