griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

迷惑な滝登り男。。。

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日本三名瀑(ばく)の一つ、茨城県大子(だいご)町の袋田の滝で、新しい観瀑台がオープンした13日、記念式典の直後に滝の中に男性が現れ、詰めかけた大勢の観光客を驚かせた。 男性は13日午後0時半ごろ、高さが120メートルある4段になっている滝の最上段に姿を見せ、2時間ほど岩につかまって上り下りしたり、観光客に手を振ったりした。 滝が一望できる観瀑台の一般公開を祝う式典は来賓を招いて行われ、記念撮影する観光客からは「邪魔だからどいて」という声があがった。大子署員が駆け付け、滝の中から出るよう拡声機で呼びかけた。男性はそのまま立ち去った。 町によると、滝への立ち入りは禁じられてはいない。冬に凍結した滝を登るアイスクライミングを楽しむ人がいるという。町観光協会は「滝が流れている時の立ち入りは聞いたことがない」と驚いていた。(2008年9月14日03時22分 読売新聞)

茨城県の大子(だいご)町にある「袋田の滝」は、以前に私も行ったが新展望台からの眺めが最高である。水量がある年などは、目の前の滝が、あたかも水のカーテンのように見え、見事な景観である。騒ぎは、そんな袋田の滝で起きたらしい。。

昔から「鯉の滝登り」などといって、滝登りは元気の良さを示す代名詞にもなっている。近年では、スポーツ?としての「川歩き」や「滝登り」もあって、特に滝の作り出すミストに「マイナスイオン」の効果が有るとされ、愛好家ならずとも関心を集めている。(私は自然破壊になるので良くないと思うが・・・) 

とはいえ、少なくとも周りの迷惑を考えたとき、景勝地ではやるべきではないと思う。ましてやシーズンオフならイザ知らず?観光客の賑わうシーズン最中に、やるようでは?単なる「困ったさん」を通り越して、「大バカ野郎」である。勇壮な瀑布を楽しみに来られた観光客にとって、不釣合いな景色に落胆は否めず、引っ叩きたい気持ちに駆られたことだろう。困ったもんである。。

このところ海外でも、人々の迷惑をよそに、グラスタワーに、よじ登るスパイダーマン?が登場したり、ビルとビルの谷間にロープを渡し、「綱渡り」をして見せるなど?・・スリリングの中に身を置きたいとする者が後を絶たない。まっ。登山家の心理と似たような部分も有るにはあるが・・・余人には理解できぬ世界である。。

そこで思い起こされるのが、イギリスの有名な登山家「ジョージ・マロリー」氏の言葉である。なぜエベレストに登るのか?という問い掛けに対し、彼は、「そこに山があるからさ」・・と答えたという。さしずめ記事の男にとっては「そこに滝があるからさ」とでも言いたげなのだろうか?・・・刑務所の塀をよじ登ることのないようにしろ!・・と言いたい。。

いずれにしても、季節の変わり目には色々なのが出て来るものだと?改めて感じ入った次第である。┐(゚~゚)┌