griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

秋田地裁の判決が下りる。。。

自分の娘を殺害した現実から目を背けたいという身勝手な思いの末、近所の子供の命を奪った――。秋田地裁で19日、開かれた秋田県藤里町の連続児童殺害事件の判決公判。事件をそう結論付けた藤井俊郎裁判長が、無職畠山鈴香被告(35)に下したのは、無期懲役だった。殺害された米山豪憲君(当時7歳)の両親は傍聴席で、判決に体を震わせ、言い渡し後には土下座して謝る畠山被告の姿を黙って見つめていた。 
 「無期懲役とする」。藤井裁判長から主文が言い渡された瞬間、畠山被告は青白く見える表情を変えなかった。午前10時10分ごろ、白いシャツにグレーのジャケット、黒のズボン姿で入廷した畠山被告は、背筋を伸ばして陳述台の前に立ち、視線を落としたまま、判決をじっと聞き入った。
 傍聴席の2列目には、豪憲君の父勝弘さん(41)と、胸の前に豪憲君の遺影を掲げた母真智子さん(41)が並んで座った。昨年12月の公判で、「もう一度、豪憲のぬくもりを感じたい。家族の元に返してほしい」と訴えた真智子さんは、主文言い渡しの瞬間、ハンカチで顔を覆い、全身を震わせながら声を押し殺して泣き出した。勝弘さんは、両手を固く握り締め、涙をこらえるような表情を見せた。
 「米山さんに謝罪したいです」。裁判長の判決文読み上げが終わった後、畠山被告が消え入るような声で申し出た。畠山被告は「大事なお子さんを奪ってしまい、申し訳ありません」と言い、豪憲君の両親に向かって土下座。10秒以上たって立ち上がると、顔を紅潮させたまま退廷した。豪憲君の両親は、何も言わず、その様子を見つめていた。【2008年3月19日15時40分 読売新聞】

ついに地裁の判決が出ました。・・・主文。被告を「無期懲役とする」。。

確かに事件の内容からすれば?当然「死刑」が相当と思えるが、一方で畠山被告には哀れむべき過去もある。今回、裁判官は、その辺を鑑みて「死刑」には忍びないと判断されたのかもしれない。いわば「蜘蛛の糸」といえるものである。。

犯行は一昨年の5月に起きているから、まもなく今年でまる2年。月日の経つのは早いもので、まもなく三回忌である。。

判決にあたり、事件当初に見られた被告の荒れた言動は鳴りを潜め、被告はすっかり落ち着きを取り戻していた。裁判の傍聴内容を伝える報道では、被告が事件を、冷静に省みているようすが伝わって来た。。

逆に言えば?被告には公判を有利に進めるための?緻密な計算も働いていることも予想され、従がって安易な「鵜呑み」は慎みたいが、兎も角も、現在の被告を見る限り?同時に将来に向けた「更生」への期待が沸かなくもない。つまるところ最終的に、それを許すか?許さぬかは?豪憲君のご両親のお気持ち次第である。。

今回の地裁の判決に対し、弁護側も検察側も共に不服とみられ控訴を検討しているとされる。上告となれば上級審で、更にどのような展開になるか?まったく予断を許さない。。

とはいえ。いずれにしても検察側から、新たなる証拠が示されねば?・・再び同じような判決になるような印象を持ったことは事実である。。。(゚.゚)ノ