griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

熊穴に閉じ込められる。。。

2日午前9時ごろ、岐阜県高山市滝町、林業高田 一嘉 ( かずか ) さん(55)の妻(52)から「1日朝からクマ猟に出かけた夫が戻ってこない」と110番通報があった。 県警高山署員などが捜索、同市高根町の山中で、クマの巣穴に入り込み身動きできなくなっていた高田さんを発見した。高田さんは穴に入って1日近くたった2日午後2時45分ごろ救出されたが、足に軽いけが。猟犬を1匹抱いて寒さをしのいだという。 
同署によると、高田さんは車で家を出た後、山中でスノーモービルに乗り換え、1日午後3時30分ごろ、穴の中で冬眠中のツキノワグマとみられるクマを散弾銃で撃ち仕留めた。穴は奥行き5メートルほどで、クマを取り出そうと中に潜り込んだが、途中の岩などに体が挟まり、抜け出せなくなった。 
2日未明の高山市中心部の気温は氷点下8・8度まで下がった。山中はさらに冷え込んでいたとみられる。高田さんは、猟犬を4匹連れていた。30年以上の猟経験があるが、「入り口は広く、中に入るほど狭くなっていた。クマを捕るために入ってしまった」と話した。【読売新聞 YOMIURI ONLINE 2008年2月3日(日)00:55】

将棋の作戦に「穴熊囲い」というのがある。文字通り「穴に」潜り込んだ熊に例えて、四方を強固な「守り」に守られた安全地帯を意味している。。

今回は、そんな「穴熊の弱点」とされる?「守り」が突破された時の「逃げ場」の少なさにある。かくして、そこが崩されると?中の熊は助からない。。。

しかも穴は狭い。もともと人間が入る目的で作られている訳ではない「熊穴」・・・「行きはヨイヨイ、帰りはコワイ」・・・ではないが、無謀にも、この方は奥に入り過ぎた。今回は「落盤」がなかっただけ「不幸中の幸い」だったと言えまいか?・・・。

2日未明の高山だが、記事によれば氷点下8・8度だったといわれる。かなり冷え込んでいる。だが中は「かまくら」のような暖かさであったと予想されている。しかも傍らには「犬タンポ」もあった。或る意味「寒さ対策」は万全である。。。

問題は身体が挟まって抜け出せないこと。これが問題だ。奥行き5メートルの熊穴。かなり深い。落盤の危険もある。もう少し慎重さがあっても良かったと思う。。。