宮城県の水産加工会社製のイカの塩辛が原因とみられる食中毒で9月上旬以降、9都県で計365人が腹痛や下痢を訴え、被害が広がっている。検出された菌は腸炎ビブリオで、東京都食品監視課によると、原因の塩辛の塩分濃度は約2％で、菌が増殖しやすい条件だった。同課は「減塩の塩辛が主流となる中、保存状態への注意が必要になっている」と呼びかけている。
食中毒は9月8日以降、神奈川県内の海上自衛隊の護衛艦、茨城県内の介護老人保健施設や病院、群馬県内の病院などで発生。保健所などの調査で、宮城県塩釜市の三波食品が製造・販売した塩辛から腸炎ビブリオを検出、原因と判明した。【日本経済新聞社 NIKKEI NET 更新：2007/10/05 16:41】
世の中「減塩嗜好」が進んでいる。冷蔵庫に保管し、早く食べないと？今や梅干といえどもカビがくる時代だ。。。
私は「イカの塩辛」が好きだ。日本酒のツマには実に良く合う。だが最近は確かに「減塩タイプ」が多くなった。昔は一箸でも？かなり飲める位に塩辛かったものだ。今はイカの味が良く活きていると感じさせる反面、「うす塩」になっていて、日持ちがしない。菌の増殖が進むからだ。。。
この場合は、やはり「制菌剤」の活用は致し方のないものと思われる？是非、試して欲しいものだ。。。
