griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

「道徳」意識を立て直すには?。。。

今年度内の改定が予定される学習指導要領で、中央教育審議会文部科学相の諮問機関)は、小中学校の「道徳」の教科化を見送る方針を固めた。
 「道徳」は現在、正式な教科ではないため、政府の教育再生会議が今年6月の第2次報告で教科への格上げを提言していたが、中教審は「道徳は子供の心にかかわるもので、教科書を使って教え込むものではない」と判断した。
 現行の学習指導要領では、小中学校がそれぞれ週1コマ程度の「道徳」の時間を設け、文部科学省が配布している副教材「心のノート」や民間の教材会社などが作成した副読本やビデオを使って、「思いやりの心を持つ」「生命を大切にする」といった内容が教えられている。ただ、正式な教科ではないため、教科書はなく、5段階評価などの数値評価も行われていない。
 しかし、日本人の規範意識の低下が指摘され、「学校現場で道徳観や倫理観をもっと教える必要がある」といった声が高まったことを受け、教育再生会議が第2次報告で、「道徳」を「徳育」として教科にするよう提言。多様な教科書を使うことも提案した。【2007年9月19日3時1分 読売新聞】

「道徳は子供の心にかかわるもので、教科書を使って教え込むものではない」・・・・確かに、本来的には中教審の言う通りだろう。だが、チョッと待てよ?それが出来ていないから?直すんだろう??ちゃうんか?。。。(~ヘ~;)

兎角、道徳心が希薄化しているとされる中で、現在では様々な問題が随所に起きている。しかし「改革」はチマチマやっていたら?やるだけで効果が期待できない。やると決めたからには?それこそ「大ナタ」を振るうように、バッサリ、バッサリと、大胆に行かないと?予定した効果は出て来ない。。。

子供の心に拘わるものは、一定レベルまでは、ある程度、大人が方向性を決めてやらないと?子供たちは、単に迷うだけで、ナリだけのモヤシみたいな子供たちを粗製濫造してしまう事になる。。。

ちなみに?道徳の授業といって?私が今でも思い起すのが?太宰治の「走れメロス」である。信頼とか?約束の意味を、物語を通して、皆で良く考えたものだ。懐かしい。。。

今回の中教審の「断念」は、私的には、とても残念で仕方がない。もっと強力に道徳の「教科化」を進めるべきと考える。何時の世も、規範は規範であり、そこには不変性も感じられる。その事を改めて徹底する意味でも?ある程度までの「方向付け」は、躾としても?むしろ当然であると考えたい。。。

それも?少し強引な位のリードで植え付けていかないと?今の「モラルハザード」が劇的に改善するとは?とても思えない。。。。(~ヘ~;)