griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

安全な大量輸送期間を目指して。。。

国土交通省は29日、尼崎JR脱線事故の教訓を生かすため、脱線などの事故に遭ってもつぶれにくくするなど、乗客の生命を守ることができる列車の車体構造の研究開発を平成20年度から始める方針を固めた。 
来年度予算概算要求で国交省は、車体構造を含む鉄道関係の安全や環境対策の技術研究開発費として、約4億円を盛り込んだ。 国交省航空・鉄道事故調査委員会は6月、脱線事故の最終報告書で鉄道事業者に対する所見として「衝突しても車内空間が確保されるよう車体構造を改善するなど、車両の安全性向上策の研究を進めるべきだ」と指摘した。 
計画では、実際に列車の車体を高い位置から落下させたり、横から大きな衝撃を加えたりする実験を繰り返し、転覆しても車内の乗客の生命を守る空間を確保できる構造を目指す。 事故の際の被害を軽くするため、けがをしにくい手すりの形状や配置などについても検討する。 研究開発は、鉄道総合技術研究所(東京)で2年程度かける方針。【産経新聞 Sankei Web 2007/08/29 16:47】

兎角。これまではエネルギー効率を高めようと?「軽量化」に躍起だったように思われる。それ自体は何ら悪いこととは思わないが、その為に「ボデー硬性」を犠牲にするようでは?まさに「虻蜂取らず」もいいとこである。。。

もっと「ハイテンションスチロール」を多用するとか?ボディを「波形」にするとか?「ロールバー」を増やすとか?「溶接」箇所を増やすとか?・・・・重量を上げずに、硬性をアップする方法は、まだまだ幾らでもあるハズだ。。。

そうは言っても?製造コストとの絡みも有るので、どの方法を、どの場所にチョイスするかは?まさに技術者の腕の見せ所と言える。。。

大量輸送機関としての電車は、何と言っても「安全」でなくてはならない。これは「必須条件」である。このところエクステリアは、確かにお洒落になってきたが、今後は、安全面にも積極的な資金投入を要望したい。。。(~ヘ~;)