griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

罪を憎んで人を憎まず。。。

2場所出場停止などの処分を受け、精神科医に「鬱病(うつびょう)の一歩手前」と診断された横綱朝青龍の師匠、高砂親方(元大関朝潮)が6日、処分決定後、初めて朝青龍と会った。「かなり憔悴(しょうすい)している」と横綱の様子を語ったが、モンゴルへの帰国は改めて否定。日本相撲協会側が新たな精神科医に診断を依頼し、結果次第で対応を考える意向を示した。 午後3時すぎに東京・両国国技館を出た高砂親方は、都内にある朝青龍の自宅で約20分間、朝青龍と面談。朝青龍に関し「ほとんどしゃべらず、ぼーっとしている。会見を開くのは難しい。私もびっくりした」と述べた。また、「病状を打破するために、おれもできる限りのことをする。もう少し辛抱しろ。参ったといったら負けだから頑張れ」と伝え、朝青龍はうなずいたという。
産経新聞 Sankei Web 2007/08/06 20:24】

朝青龍が「鬱病」の一歩手前という・・・・未病?本当かな?ウ~ム。。。

まっ。それは兎も角も、「窮鼠猫を噛む」ではないが?この際、あまり追い込み過ぎも如何なものか?こうなると?単に相撲騒動を離れて外交問題へと発展する事態も考えられる。私的には、協会は、理事長は、今回、かなり「勇み足」をしたようにも感じられる。。。

とは言え。私自身、朝青龍のした事を、別段「かばう」つもりはない。朝青龍の行為は、横綱だからという以前に?そもそも人間として?してはならぬ行為である。しかし翻って見て?相撲界は、現在「八百長疑惑」で係争中の身である。この裁判で、仮に八百長疑惑が否定されたとしても?少なくとも?誤解を生む元となった「無気力」相撲の存在は紛れもない事実として存在する。またそれを嘆く相撲ファンも多いのである。。。

という事は?協会としても『そこまで偉そうに言えた義理か?』と言われれば?返す言葉もなかろう。その意味で、私的には、もっと冷静に考えるべきではなかったのか?と問い掛けたい。些か安易に結論を急ぎ過ぎたキライが窺える。。。

そもそも協会は、かって外人力士を認めた段階で?何れ?こういうことも起こりうると?覚悟すべきだったのである。明らかに生活習慣の異なる国で育った外人力士達である。全く日本人と同じ感覚になれる道理がないではないか。もとより教育にも限度があることは自明の理といえる(朝青龍は比較的日本に長い方ではあるが・・・)。。。

この問題とは別に、協会も、以前には表彰を読み上げる女性知事に対し、土俵に上ることを拒んだ経緯があった。あの時も、そこまで厳格に拘るなら?純血を捨ててまで「なんで外人力士を入れたんだ?」と言う者も多くいた。国際時代の中の相撲。今更の議論だが?協会が、これ以上、中途半端に突っ張れば?突っ張るほど?こっちは「そもそも議論」に立ち返りたくなる。。。

であれば?現在でも協会自体に内在している様々な問題点を脇に置いといて?これだけを厳しく取り上げるのは何故って?聞きたい。だったら「今までに吹き出していた様々な問題にも?この際、はっきりと白黒付けろよ!」って言いたくなる。どうだ?。。。

穿った見方をすれば?この機を利用して?協会の抱える問題を国民の目線から逸らそうとしている様にも受け取れる(あくまでも穿った見方だが)。協会には、敢えて、そんな痛くもない腹を探られないように?もっと「冷静なるジャッジ」をしてもらいたいものだ。いずれにしても協会は、自らの脇を、まずはシッカリと締めた上で、横綱批判に臨んで頂きたいものである。。。。