griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

用が済んだらバイバイ?。。。

女性下着販売のテン・アローズ(旧シャルレ)は27日、神戸市で株主総会を開いた。経営不振を理由に創業家が、女子バレーボールのロサンゼルス五輪銅メダリスト三屋裕子社長(48)ら現取締役を総退陣させ、新たに創業家の林勝哉氏(38)らを取締役に選任する修正案を提出し、可決された。 創業家は議決権ベースでテン・アローズ株の過半数保有しており「数の論理」で押し切った。総会で現経営陣が総退陣に追い込まれるのは極めて異例だ。  創業家側が総会開始直後、議長を務める三屋氏の不信任動議を提出し、可決された。その後勝哉氏が議長に就いて議事を進行した。 三屋氏はこれまで「業績は回復基調にある」と主張し、創業家側に撤回するよう働き掛けてきた。 林家側は20日の記者会見で、三屋氏を含む7人の取締役退陣と、勝哉氏の社長就任、母親の宏子前会長(69)の取締役復帰などを求めている。【2007/06/27 13:47 共同通信

三期連続の売り上げダウンというのは?経営者として褒められたものではないが、それでも就任前のことを思えば?事態は良くなった方ではなかろうか?という見方をするものもいる。だが経営権の奪回を虎視眈々と狙う創業家サイドとしては、今が好機と判断したのだろう。。。

最悪の状況下の中で、社のイメージアップのみに利用され?テイの良いところで「バイバイ」を求められる「雇われマダム」の悲哀は?何時の世も変わらない。結局のところ。三屋社長も、リストラなどの「汚い仕事」だけをやらされたという感が否めない。思えば?三洋電機の会長兼CEOであった「野中ともよ」さんの時も?身勝手な創業一族の抵抗に遭って、最後は数で空しく押し切られている。何とも寂しいモンである。。。

それにしても?もう一方の当事者である「社員」は、ここでもまた蚊帳の外に置かれていた。そんな彼らからすれば?「もういい加減にしてくれ!」というのが正直なところではなかろうか?それでなくとも?創業家が私物化してきた会社には、多くの場合、良い結果を生んでいないケースが多いとされる。。。

はたして経営権を奪還した創業一族と?社員や株主たちは?今後、彼らと何処まで上手くやって行けるのだろうか?不安も残るなか。兎も角も「シャルレ」は新しい船出を迎えた。。。。