griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

円安が加速している。。。

13日の東京外国為替市場は、米国の金利先高観を背景にドル買いが進み、円は一時1ドル=122円32銭と、2002年12月以来、4年半ぶりの円安水準を付けた。国債市場では、長期金利の指標である新規発行の10年債利回りが急上昇し、一時前日終値より0・060%高い1・985%と11カ月ぶりの高水準となり、2%に迫った。 日銀によると、貿易規模や物価水準などを加味した円の実質実効レートは、5月にはドル高是正のプラザ合意があった1985年9月以来の安値を付けたが、市場ではさらに円安が進むとの予想が多い。円安に歯止めをかけるため、日銀が早期追加利上げに踏み切るとの観測も出てきた。【2007/06/13 18:51 共同通信

確かに、ヒドイ円安だ。これ以上の円安は日本に取っても大きな悪影響が懸念される。それには大方の者が同意だろう。円安環境は輸出には「メリット」が多いが?経済は輸出だけで成り立っている訳ではない。しかも、この円安は今の日本経済の実態を大きく逸脱している。。。

だがしかし?それでも尚、更なる公定歩合の「利上げ」には、慎重が上にも慎重を期して頂きたい。日銀は、もっと様々な手を打ったのちに「利上げ」の検討に入るべきである。一歩間違えると?日本経済の将来に暗い影を落とし兼ねない危険もある。。。

しかも?この時期は間もなく参議院選も控えており、選挙結果によっては?株価への悪い影響が出ることも考えられる。そんな折に日銀が、間の悪い「利上げ」でもしたら?日本経済は「ダブル」での「不幸」を背負い込む可能性も出て来る。その事は、海外の「ハゲタカファンド」を利する事ともなり、民族企業のリスクは大きく増すことになる。日本の「株価」は世界的に見ても、未だパーが低いとされ、株安を背景に、その割安感を「狙い打ち」にされたら?一たまりもない。。。

日銀は、この時期、唐突で危険な賭けに打って出ることなく、政府と一体による政策の中で、ベストな「タイミング」を図ってもらいたい。その意味では、参議院選の結果を受けてからでも?十分遅くはなく?というよりは?それまでは辛抱してもらいたい。その上で、冷静に「ご判断」頂きたいものだ。。。