griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

「ウジ虫」に助けられる気分とは?。。。。

糖尿病などで足が壊死(えし)する「難治性潰瘍(かいよう)」で切断しか治療法のない患者に、岡山大の三井秀也講師(心臓血管外科)が「マゴット(ハエ幼虫)セラピー」という治療法を行ったところ、9割の患者が足を切断せずにすむなど高い効果が認められていることが30日、分かった。 日本では壊死による足切断は3000例を超えるとされる。三井講師は秋にも医師主導臨床試験に取り組む予定。英国では保険医療が認められ、年間数百人が治療を受けている。(ー中略ー) マゴットセラピーは、壊死した皮膚にハエの幼虫をガーゼとともに固定して行う。幼虫が腐敗した部分を食べ傷をきれいにするとともに、幼虫の唾液(だえき)に含まれる物質が微生物を殺す役目を果たし、傷の回復を早める。週に2回ほどガーゼを取り換え、2~3週間で効果があらわれる。
【経新聞 Sankei Web 2007/05/01 00:22】

今や国民の6人に1人が患者。もしくはその予備軍といわれる糖尿病。。その為に、運悪く足の切断を余儀なくされる人も今尚少なくない。今は亡き歌手の村田英雄さんなども、その1人である。。。

記事にあるウジ虫は「フナ釣り」などでは、古くから「釣りエサ」として広く利用されている。釣具店などでは「赤虫」などと共に人気のエサであり、釣り好きにとっては、大変「重宝」なるものである。。。

それにしても 「マゴットセラピー」とは良くぞ言ったものである。そもそも?あの「ウジ虫」に患部を喰わせるという発想自体に?何とも驚きを隠しきれないが、確かに彼らの生態を、もっと研究すれば?まだまだ未知なるパワーも秘められているに事だろうとは想像される。しかしながら?そこに着目し「活かす」という試みは?少なくとも?私などの凡人の頭からすれば?およそ発想の域を超えた「サプライズ」である。。。。

とは言え?良く考えてみると、名前は忘れたが?桶に小魚を放し、そこに足を入れて、皮膚病などの患部を食べさせて治療するという手法をテレビで見た事がある。更には、酷い「肩こり」などの手当てとして、野生の「ヒル」を患部に当てがい、淀んだ悪い血を、ヒルに吸出させる「療法」があるとも聞く。こうした「発想の転換」は、自然の中から活かせる物を見出せる切欠になるに違いない。。。

藁をも縋る想いの中で、「背に腹は変えられぬ」として、例え「ウジ虫」であっても?期待せざるを得ない患者の気持ちは確かに良く分かる。なれど「ウジ虫」という響きには、やはり何か引っかかるものを感じさせ、何とも心中穏やかざるものを禁じえない。。それ故、気分的には?またしてもウ~ムである。。。。