griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

ソニーよ永遠なれ!。。。。

ソニーは30日、東京都品川区の旧本社地区の保有不動産の過半を積水ハウスに売却する方針を明らかにした。ソニーはJR品川駅港南口側にビルを建設し、2月に本社機能を移転。実質的な創業の地とされ、同社が「御殿山エリア」と呼ぶ旧本社地区の不動産の売却先を探していた。積水ハウスは年内にもオフィスや商業施設などが集まる複合施設の開発に着手する予定。売却額は明らかになっていないが、400億円超とみられる。売却するのは、旧本社工場を含む敷地面積約2万5400平方メートルの土地。創業者の井深大盛田昭夫の両氏が中央区日本橋ソニー前身の東京通信工業を設立後、同地区に移転した。
産経新聞 Sankei Web 2007/03/31 08:21】

ウ~ム。これも「時の流れ」とはいえ、記事を見て?何故か寂しさが込み上げて来るのはいったい?こうした想いを抱くのは?果たして私だけだろうか?。。。

振り返ると?私は子供の頃から、目に見えぬ「電波」というものに?言い知れぬ興味があった。そもそも?ラジオと言う箱から、何故、声が聞こえるのか?それは如何なる仕組みなのか?子供ながら気になって仕方がなかった。。。

確か私が小学校の5年生の時だったと思う。当時、親が取ってくれていた学研の「科学」という本の付録に、初歩的な「ゲルマニウムラジオ」のキットが付いていたのだ。それを使って、初めて自作したラジオから流れる?かすかな声を聞いた時の、もの凄いショックは今も忘れられない。。。

付録で作ったゲルマは、カーボンコイルをスライドさせて周波数を変えるという極めて原始的な方式だったが、兎も角も、それが切欠でラジオの構造に興味を抱くようになった私は、その後、貯めた「お年玉」を使い、模型屋で本格的な「ゲルマラジオ」のキットを購入し組み立てたものだった。それは「バーニアダイヤル」で選曲する「本格的」なものだった。。。

それにはロッドアンテナも付いていたが、イマイチ感度が悪かったので、確か家の外に「エナメル線」で外部アンテナを張り、夜、静かになったところで、寝床の中で「イヤホン」を耳に当てながら夢中で聞いたものだった。中でもNHK第一の番組だった「古典落語」は、私の忘れられない思い出となっている。。。

そうして、益々ラジオに興味をもって行った私は、中学に入って、当時、高性能3バンドラジオの代表格として人気を博していたソニーの「スカイセンサー5500」を購入した。それが私とソニーの出会いである。。。

スカイセンサー」は、当時としては珍しくVFOを標準装備していて、細かな周波数調整が出来る優れものだった。しかも当時は大変なBCLブームにあった。BCLに嵌っていた私は、夜中に試験勉強をしながらラジオを聴いていて、VFOを回し、各局の深夜放送や、海外の日本語放送に夢中で聞き入ったものだ。。。

後に、私は、それが切欠で、真空管のアンプや、真空管のトランシーバーなどを作るまでに発展している。それ故に、今もって?「ゲルマニウムラジオ」とか?「ソニー」などの名を聞くと?言い知れぬ「郷愁」を感じてしまうのである。。。

ソニー」ファンとしては、是非とも力強い「復活」を願っている。ソニーよ頑張れ。ソニーよ永遠なれ。。。