griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

恐怖!バスの転落。。。

台湾のテレビ報道によると、南部の台南県で3日、高雄の小学校の保護者会がチャーターした観光バスが約30メートル下の谷底に転落し、21人が死亡、24人が重軽傷を負った。 警察で事故原因を調べているが、運転手は、観光バスの運転に必要な資格を満たしていなかった。バスは、保護者や児童らが乗車、台南を観光した帰りに事故を起こした。 【2006年12月4日1時3分 読売新聞】

記事によれば、バスは、30メートル下の谷底へ転落したとあるから、おそらく10階建てのビルの屋上から落ちたに等しい状態である。それだけでも衝撃の凄まじさが窺い知れようと言うもの。乗っていた乗客の恐怖たるや?イカばかりであったろう?と偲ばれる。しかも記事によれば、「運転手は観光バスの運転に必要な資格を満たしていなかった」とある。となれば起こるべくして起こった事故ともいえ?犯罪にも等しいものである。これでは亡くなった方々が、余りにも気の毒である。惨い人災で尊い21人の命が犠牲になってしまった。。。

日本でも、記憶をさかのぼれば?昭和43年8月に、観光バス2台が、集中豪雨による土石流がもとで、増水した飛騨川に転落し、乗員104人が犠牲になるという痛ましい事故があった。これは異常気象が絡んだ避けにくい天災ともいえる事故だったが、関係者の細かい判断で避けられる人災であった可能性も否定できない。。。

ところが日本では運転手が免許を失効したままで運転していていたとか?勤務の前に飲酒をし、それがもとで事故を起こす事件が、今なお頻発している。バスなどの大量移動手段は、ひとたび事故ともなれば?犠牲は甚大なものになる。それ故、それらに従事する方々は、過去の悲惨な事故を直視し、くれぐれも自らを律し、慎重なる運転に徹して頂きたいものである。台湾のバス事故の記事を見ていて、世界で起きている悲惨な事故の教訓が、少しも活かされていない事に、改めて残念な思いにかられた。。。

ともあれ、台湾のバス事故で犠牲になられた方々に対し、謹んで「ご冥福」をお祈りする。。。。