griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

再び「鎖国」をする覚悟で核論議しているのか?。。。。

与野党から22日、麻生太郎外相や自民党中川昭一政調会長核兵器保有の議論自体は否定すべきでないと繰り返し発言していることへの批判が相次いだ。 石破茂防衛庁長官はフジテレビ番組で「なぜ核を持つことが国益にならないかを示すことが政治家の責任だ」と指摘。自民党舛添要一参院政審会長はテレビ朝日番組で「政治的に賢くないし、軍事的にも合理的ではない。核武装する必要はないし、こういう状況で(議論を)やるべきでない」と強調した。 【日本経済新聞社 NIKKEI NET 更新:2006/10/23 07:02 】 

この日は、朝からフジの「報道2001」と、テレ朝の「サンプロ」を続けて拝見した。そこに登場する前原さんは両番組を駆ける様に、お忙しく廻られていた。実に有能な惜しい方だと思う。民主党なんかで、埋もれさせてしまうには、もったいない人材である。衆参併せて30~50名とも言われる?前原グループを引き連れて?参議院選前に早く自民に戻って来るように申し上げたい。。。

兎も角も、防衛庁長官は、改めて石破さんが適任者と感じられた。この方なら?まず大きな「ヘマ」はしないという?「安心感」が持てる意味合いは大きい。テレビでは、なかなか本音も言えないと思われるが?発言にも「慎重さ」が感じられ好感がもてる。また内容的にも頷ける部分が多い。。。

それにしても?どういう訳だろうか?麻生大臣や政調会長の中川さんの発言に端を発した日本の「核武装論議が未だに収まらないでいる。しばらく伏せていたが、この重い「テーマ」に、改めて私なりの考えを述べたい。私は「核武装」については、いつの日か機が熟せば?何れ正面から「議論」する時が来るかもしれないとの思いはある。だが少なくとも今は、その時期ではない。北朝鮮に「核放棄」をせまろうと?我が国は、国連と共に一丸となって、今、事に当たっている最中である。国連に対し米国と共に率先して「制裁決議案」を提出した国である。まさに?その「言い出しっぺ」たる日本が、このタイミングで核論議を「ブチ上げ」てどうするの?と言いたい。普通に考えれば?「自爆」となりうるものである。。。

百歩譲って?中国や米国に「プレッシャー」を与え、北朝鮮との「より真剣なる交渉を求める狙いがあった」としても??その程度の事に中国は「屁」とも感じる国ではない。しかもその事を、ご両人は良く熟知しておられるハズである。。。

しかも?とてもデリケートな問題だけに、より慎重なる発言で有るべきだ。日本としての核武装なれば?国際社会へ強い影響力を持つ米国の指導力なくしては?実現などおぼつかない。もし単独で暴走すれば?それこそ?北朝鮮の「二の舞」は避けられない。国際社会や中露韓の猛反発を招き?場合によっては「戦争」へと暴発する可能性も否定できない。それを回避する為にも?米国の理解は是可否でも欠かせない。。。

そんな非現実的な論議よりも?今の日本がもっと危惧すべきは?既に国内に潜んでいる可能性の高い北朝鮮工作員達に、十分な警戒の目を配り、テロに向かわせない様にする為の様々な議論の方が、より差し迫った課題ではないのか?彼らは、この機に乗じて日本の「国論」を乱し、テロを策謀しないとも限らないのである。だからこそ「集中すべき事に集中する」という大原則に全神経を傾けて頂きたいのだ。。。。