griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

過保護は?良い事ばかりではない。。。。

福岡県宗像市の農業体験施設「正助ふるさと村」で、「そば粉100%」と表示していたレストランのそばに小麦粉が10%混じっていたことが21日、分かった。誤った表示のそばを、小麦アレルギーの男児(1)が食べてぜんそくを発症して発覚した。男児はその後、回復したという。 ふるさと村によると、そば粉は熊本県阿蘇村(旧久木野村)が出資する第三セクター「くぎのむら」から仕入れた。 くぎのむらは、当初村で生産した100%のそば粉を納入していたが、平成16年にそばが不作でニュージーランド産のそば粉をブレンドし、つなぎに小麦粉を10%入れた。 その後、村産のそば粉が確保できた後も、管理ミスで小麦粉を混ぜ続けていたという。正助ふるさと村には小麦粉混入の事実が伝わっておらず、レストランでは誤った表示が続いていた。
産経新聞  Sankei Web 10/22 08:08】

もう?5~6年前になるかな?「アレルギー品目」が消費者に分かる様に細分化された「原料表示」が義務付けられた。中でも、卵、牛乳、小麦は、3大「食物アレルギー」品目として特に重要である。細分化の中には「調味料」や「食品添加物」に至るまで厳しく指定されている。確かに「アレルギー」を持つ人の中には?それがゴク微量でも?ショックを起こし激しく「痙攣」したり?死に至る人もいるという。それ故、当然、表示も厳しくなる。。。

お陰で食品会社は大変な事になっている。アレルギー品目の入った製品を流す「製造ライン」は「固定化」せざるを得ない傾向が出ている。物に依っては「部屋」自体を分けざるを得ない場合も有る。仮に同一ラインで、複数の食品を「作り分け」する場合は、製品の流す順番を工夫したり?無理であれば特殊な洗剤による念入りな「ライン洗浄」が欠かせないとされる。それ故、生産効率は俄然に落ち、否が応でもコストの上昇は避けられない現状がある。当然、製品価格も上昇する。開発も制約が強いられる。。。

従って「トレーサビリティー」の確かな原料で、限定された中での加工が強いられる事に、疑問を投げかける関係者は多い。外食産業などは特に深刻だ。つまりゴク一部の「アレルギー患者」のために?現状では、大多数の「健常者」が、派生する「コスト増」や、開発の制約を受けているという事になる。。。

批判を覚悟で申せば?「アレルギー患者」は確かに「気の毒」とは思うが?「自分の身体は、自分で守る」という自覚に立って貰わないと困るというのが本音だ。例えば「弁当」を持参した行動も「視野」に入れて貰わないと困る。或いは専門業者による特殊に調理した食品を持参して頂くとか?の制約も「やむ得ない」と思われる。(それらの業者には公的支援が有って良いと考える) ゴク一部の人の為に、全ての人を犠牲にする過剰な「アレルギー品目」の設定や「表示義務」は?逆に著しく「公平さ」を欠く事になってはいないか?疑問を呈したい。。。

何故ならば?私の子供の頃は?そんな事が無くても?みんな逞しく生きて来た。駄菓子屋には食品添加物の塊みたいな物が溢れ?一見、薬臭いような駄菓子にも?美味い!美味い!と喰らい付いて食べてきた。それにも拘わらず?日本人の寿命は右肩上がりに伸び続け、とうとう世界一にまで上り詰めた。この現実を何と見るか?である。。。

近年は農薬も厳しく制限されている。つい最近は自分の地所に撒く農薬が、風に舞って隣地に運ばれる事が有ってはならないと?「大陸農法」を思わせる規制まで施行されようとしている。そんなバカな事が?果して狭い農地の日本で?どこまで出来るのか?見ものである。実体を考えず?官僚の保身から「机上」だけで進められる「規制」の進行に憂慮を禁じえない。。。

それでなくとも?身の回りに有る生活品には、最近は「抗菌コート」を施した製品が溢れている。こんな事を続けていたら?いつか南極のペンギンみたい?に抵抗力のない「ひ弱な」日本人になってしまわないか?と危惧される。そんな風に感ずるのは?果して私だけだろうか?。。。。