各地でクマによる被害が出ている中、１７日も住宅地にクマが現れ、３人が襲われてけがをした。 滋賀県長浜市新庄馬場町では早朝、体長約１・４メートルのクマが民家に入り込むなどし、住民の男性（６５）と長浜署員（２５）に重軽傷を負わせた。署員らが農業用倉庫に閉じこめ、駆除した。 福井市篠尾町では朝、民家の庭に親子２頭が現れ、住民の女性（６３）が腕をかまれて軽いけがを負った。２頭は山に逃げた。 金沢市田上でも朝、親子３頭が住宅街を歩いているのを住民が発見。近くの小学校は、児童を集団下校させた。 石川県小松市軽海町では未明、新聞配達中の男性の乗用車と衝突した。クマは山に逃げ、男性にけがはなかった。 （2006年10月17日21時47分 読売新聞）
人を恐れず？シャアシャアと人里に下りて来る、猿、クマ、鹿、イノシシたち。彼等を見ていて感ずる事は、保護のし過ぎで完璧に人を舐めるようになって来たものと見える。一匹が里に下りて、上手く行くと？じゃあ？俺も俺もと、楽に食い物を取りに行く感覚になっている様に思う。『赤信号。みんなで渡れば？怖くない。』という感覚が、動物界にも本能的に広まっているのではないか？ズルく生きようとする考え方は？昨今の人間だけでなく動物界にも広がっていると見た。そろそろ真剣に駆除する姿勢に立たないと？日本は大変な事になり兼ねない。。。。
記事にあるクマは、本来、草食だから人を喰うことはないが、「虫の居所」によっては容赦ない攻撃を仕掛けて来る危険な野獣である。パワーが有るだけに、一たびその攻撃を受けたら？絶命も覚悟せねばならない。その為、地域住民の「生活の安全」が何よりも最優先に考えられて当然である。人と動物のどっちが大切か？対応を誤れば？「犬公方」と云われた綱吉の失政を笑う事は出来ない。せめて？里に降りて来たものは、徹底的に駆除する姿勢を見せて欲しいものだ。。。
