9日の日韓首脳会談での北朝鮮が核実験実施を発表したことについて、「日韓はじめ周辺諸国に重大な脅威であり、断固とした姿勢で対応していく」との方針で一致した。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 10/09 18:18)
北朝鮮が核実験を行ったと発表した。これまでも援助物資が、末端の北朝鮮人民に届かず？軍事に転用されているとして？国際社会が繰り返し指摘し警告して来た。にも拘らず？それらを一切無視する形で、中国や、韓国は、北朝鮮に対し、金や、食料、燃料などの援助を、一貫して継続して来た。その結果が、先のミサイル発射であり、今回の核実験の強行に繋がっているとすれば？今更ながら？両国が行ってきた北朝鮮に対する「融和政策」が誤りであった事を実証していると言えまいか？猛省を求めたい。。。
しかしながら、危険な国家が、ついに「核」を手に入れてしまった。今後、周辺国は、国際社会は、これと、どう向き合い、どう対処すればよいのであろうか？取り分け日本に取っては、北朝鮮による背後からの「核」の脅しが、差し迫った脅威としてある。。。
しかも？北朝鮮に取っては、やっとこさ手に入れた悲願の「核カード」である。今後、どこが何を言おうが？何を援助しようが？一たび握り締めた「核のカード」を、二度と手離す事は有りえない。。。
となると？今後、日本としては、日米韓中による緊密な連携のもと、国連を中心とした国際社会との協調のもと、北朝鮮には、「毅然」とした態度で対応するしか道は無い。。。
即ち、あらゆる「制裁処置」と共に、北朝鮮を、「対話の場」へ引きずり出す事が何よりも求められる。その為には、場合によっては、国際社会と共に「武力行使」もジサズという強い覚悟を以って交渉に臨む事も必要となろう。。。
ただ日本が、戦後一貫して守り続けて来た「平和思想」の前提を忘れる事無く、飽く迄も「武力行使」は、最後の最後たる手段という事を、肝に銘じて頂きたいものだ。。。
日本に取って、今回の北朝鮮による「核実験」は、かって世界を揺るがした「キューバ危機」に匹敵する？「アジア危機」である。。。
今後の成り行き如何では、日本経済にも重大な影響を与え兼ねない危惧が出て来る。即ち「海外ファンド」が、今回の「アジア危機」に嫌気をさして、「リスク回避」から撤収を始めると？日本に取っては、これまで景気回復の「牽引役」を果たして来た「株価」に、重大な影響を与える事態ともなり兼ねない。暫くは「海外ファンド」の動きからも目が離せない。。。
安倍さんは、国家に降りかかる未曾有の危機に際し、「泰然自若スタイル」を踏まえつつ、国際社会と共に団結し、慎重、且つ大胆に行動されん事を要望する。。。。
