griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

CVS本部に依る「何でもペナルティ?」の姿勢は厳しすぎないか?。。。。

会津コシヒカリ100%などと表示した「高級おにぎり」の一部に、別の国産米を混ぜて製造、販売したとして、農林水産省は6日、日本フーズデリカ(本社・名古屋市)に対し、日本農林規格(JAS)法に基づき、不適正表示の改善や再発防止などを指示した。 中国四国農政局によると、同社は昨年3月以降、東四国工場(香川県三木町)で、会津産か富山産のコシヒカリ以外に、「ひとめぼれ」など商品表示にない銘柄を混ぜたおにぎりを製造し販売。月約2万個を生産しているが、今年6月1日~8月10日の間で約3割が不適正な商品だった。 [読売新聞社:2006年10月06日 21時06分]

コンビニの「おにぎり」は本当に美味しくなった。目覚しい進歩だ。それは認める。しかし原料に「こだわり」を求めるあまり?タイトで限定された原料に手を出しがちになる。コンビニの場合、全国販売になる事が多く、一端、売れ出すと?「アッ」という間に原料が枯渇する可能性が大きい。従って予め「期間限定」の販売とするなり?売れ過ぎた場合は、原料の終了を以って「売り切れ御免」にするなり?予め「決め事」を作っておき、それに従って進められるなら?凡そ、こういう問題は出て来ない。そもそも「コンビニ」は、優れた原料管理、製造管理、製品管理された製品を、流通管理、店舗管理するなど、「POS」のデーターを起点に、全てが精密機械のように管理されている「もの凄い」世界なのである。。。

今回、問題になったのは「お米」だが、「具材」に於いても同様である。その品質を維持する為に、本部は、違犯したベンダーに、厳しい「ペナルティ」を課して来た。実はそこに問題を感ずる人も多い。なかでも欠品に対する姿勢は特に厳しいとされ、如何なる理由があろうと?認めないという。しかもフレッシュさを維持する為、一日三便のチルド配送を維持している。それが「戦場」で効率良く物資を「補給」する目的で考え出された「ロジスティクスシステム」を活かしている。しかし近年の原油高騰に加え、環境問題から、二酸化炭素の削減が叫ばれる今日の社会情勢とは、些かマッチしないとも言われ始めている。そろそろ抜本的な「見直し」が検討されるべき時期に来ていないだろうか?。。。 

本部が「欠品」を認めない、ひどい例としては、例えば「大雪」で道路が閉鎖されてても?容赦ない「ペナルティ」が課される。流石に異常すぎる傲慢な姿勢に苦言を呈する人は多い。これはパンでも、弁当でも、チルドデザートでも、全て同様である。しかもこれらは、全てがオープンな見積計算の中でチェックされ、僅かな「管理費利益」しか認めらない。そんななかで課せられる「ペナルティ」は、「ベンダー」に取って当然、重い負担となる。その辺りにも?悪い事とは知りつつ、無理をせざるを得ない「ベンダー」の事情が有るものと推察される。。。

また一般には、余り知られる事は少ないが、「おにぎり」などは、陳列の右から売れる傾向があるとして、黙ってても売れる人気の「梅」「昆布」「おかか」などは左に並んでいる。拡販を図る新製品は、目に付きやすい右側に配置される事が多い。従って「こだわり原料」を使った限定品や、際ものの「おにぎり」などは、日々の「POSデーター」に基づき、残された原料と照らしながら?適正な生産調整や、陳列の工夫がなされるべきである。出ないと?ここにも似非に走らざるを得ない厳しい現実が有る。これでは問題だ。やはり「コンビニ本部」の体質を改めないと?本格的な再発防止は難しい?と思われる。。改善を望みたい。。。