griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

罪を憎んで人を憎まず。。。。

富山赤十字病院富山市、青木周一院長)は9日、医師が人工呼吸器のスイッチを入れ忘れたため、福井県の20代の男性患者が一時、心停止する医療ミスがあったと発表した。 患者はミスが起きる前から、ほとんど意識がない状態で重体に陥っており、呼吸器が必要だった。現在も容体は大きく変化していないという。 病院によると、1日正午ごろ、脳神経外科の男性医師(36)が、別室での検査から戻った患者に装着した呼吸器のスイッチを入れ忘れた。看護師も心電図モニターの接続を忘れた。7、8分後に別の看護師が気付き、呼吸器のスイッチを入れたが、その際、患者の呼吸はなく、心停止状態だった。 患者は8月7日、脳炎で入院し、同15日に手術を受けたが重体。弱い自発呼吸があったが、呼吸器の装着が必要な状態だった。 医師は「患者の胸が動いており、呼吸器が作動していると思い込んだ」と話しているという。青木院長は「確認作業を怠った。深くおわびしたい」としている。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 09/10 01:39)

記事に依れば?青木院長は「確認作業を怠った。深くおわびしたい」としている。。。

確かに確認作業を怠ったこと自体は、弁明の余地は無いと思われる。。しかし?そういった医療ミスを誘発する環境が、この病院には無かったのか?良く検証して見る必要が有るのではないか?青木院長の談話は、単に「医師のミス」を、全ての原因と決め付けている様に感じ?これで良いのだろうか?と思わせる。私としては「臭いものにフタ」で終わらせてもらっては困ると思っている。。。

今や何処の病院や診療所も患者に対して医師や看護士の人数が不足しているとされ、彼等の「神経的疲労」もピークに達しているとされる。事故に至らずとも 「ヒヤリ?はっと」 の類は、日常茶飯事ではないだろうか?。。。

勿論、事故を起こしていない所も、数多くある訳だから?被害を受けた患者やその遺族サイドから見れば?事故を起こした側に対し?一定の反省と保証を求めたい気持ちも当然と思うが、しかし怒りに理性を失って過度の非難で、医師を「吊るし上げる?」ような「やり方」は適切ではない(その医師なり看護士が?同じ様なミスを繰り返しているのなら?イザ知らず、どんな職業でも、一人前になるには多くの失敗や経験を積んでいくのだから?)。。。

人は神ではないのである。ミスをするのが当然と考えるべきだ。その上で事故を防ぐにはどうしたら良いか?を前提に考えるべきである。。。

そうすると?大概は「事故再発防止マニュアル」なるものを作成する流れとなる。。しかし過酷な労働環境を改めずして?折角のマニュアルも?マニュアルとして活きるハズがない。。。

決して命を軽視する訳ではないが?こんな事で、一々訴訟でもされたら?もうバカらしくなって?また怖くなって?それこそ?飛びぬけた一握りの「人格者」でもない限り、今後、医師や?看護士になろうとするものが減って行っても?仕方が無い。それでは余りにマズイではないか?患者は山のように待っている。。。

国への要望として、今後は。。。

何をさて置いても早急なる医師や看護士の人数の増員を目指して対策を打って頂きたい。。
レベルアップの為、医師や看護士の向上心に期待し、能力に応じたクラス分けを「国家資格」として設定して欲しい。また支援システムを作成して欲しい。。
少しでも被害者やご遺族の「お気持ち」を和らげる?医療保険による十分な「保証」のバックアップ環境を整えて頂きたい。。

どうか安心して暮らせる?医療環境を整えて欲しい。。。