griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

自由の「重み」を感じよう。。。。

隣人に全裸姿を見せるなど嫌がらせを繰り返したとして、京都府警亀岡署は13日、亀岡市南つつじヶ丘、無職障子俊雄容疑者(62)を府迷惑行為防止条例違反(つきまとい行為等の禁止)容疑で逮捕した。 障子容疑者は約10年前、風呂上がりに自宅の敷地を全裸で歩いていたのを隣人に注意されたのをきっかけに、嫌がらせを始めたといい、「注意されて腹が立った」と容疑を認めている。 調べでは、障子容疑者は5月18日から6月14日までの間、自宅から隣の自営業男性(48)宅を監視し、男性の妻(47)が2階の物干場に出るたびにバケツをたたいたり、どなったりしたほか、男性宅から見える位置にある自宅勝手口の通路付近を全裸で歩き回った疑い。 (2006年7月13日19時39分 読売新聞)

「迷惑行為防止条例」ねえ。確かに、意識的にバケツを叩いたり、怒鳴ったりは該当するかも知れないが。。逮捕された住人も、全裸で歩いていたとは言え?飽く迄も「私有地」の範囲内での事ですからねえ。基本的な話として、この隣人の行為を見たくなければ?見なければ良い話である。ここは「公道」ではないのである。一々他人の私有地の出来事に「とやかく」ケチを付ける権利などは無い。。。。

このところテレビのワイドショーなどで全国の「ゴミ屋敷」なるものが、盛んに取り上げられるようになって来た。あれとて?程度の問題であり、それこそ著しい「異臭」を発していたり?「衛生上」の見地から、著しく近隣へ迷惑を及ぼしているなど、誰が見ても「迷惑行為」と感じられる様でなければ?容易く「公権力の介入」で規制するべきではない。。。

そもそも、こう言った「生活レベル」の話に、いとも簡単に「公権力」が入って来ること自体。極めて「危険な流れ」と感じない様では可笑しい。。お互いに「譲り合う」精神が薄れて来て、何かに付け、刺々しく「突っかかる」世の中になっている事に、私は些かの危惧を感じている。。。

それこそ木造アパートなどでは?ペットや子供の泣き声。夫婦喧嘩。イビキ。性行為の喘ぎ声etcと、ありとあらゆる迷惑が存在する。しかも?それを不快に感じるか?感じないか?は、人それぞれ。。個々人の主観に依っても?大きく異なるものである。。。

私は、人々の「マインドの世界」にまで、公権力が「十羽一からげ」的に介入してくる世の中は、凡そ、まともな?世の中ではないと思っている。。ちなみに私の子供の頃は、夏になると、大人も子供も、日中、タライに浸かり「行水」を楽しんだものだ。。今の風潮からすれば?何時の日か?そんな些細な事さえも規制されかねない?「危険」が忍び寄っている?気がしてならない。。。

「自由」とは掛け替えのない『宝』である。それを守ろうとすれば?国民の一人一人が、もっと『譲り合い』の精神に立たなければいけないハズだ。。人の主観は、まさに「十人十色」「千差万別」。。枠に嵌められないからこそ?「居心地の良い」世の中なのである。。いまこそ「譲り合いの精神」が求められている時代ではないのか?記事を見て、そんな印象を感じた。。。。