griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

可愛い「お年寄り」になろう。。。。

22日午後6時10分ごろ、宮城県柴田町の男性(63)方近くに住む人が「男性の家から黒い煙が出ている」と119番した。消防から連絡を受けた大河原署員が駆け付けると、男性が自宅前の路上で全身にやけどを負い死亡していた。近くにいた男性の妻(57)が「夫に灯油をかけ火をつけた」と話したため、殺人の現行犯で逮捕した。妻も右足に軽いやけどを負った。付近の住人によると、男性は以前に脳こうそくを患い、体が不自由だったという。同署は、2人の間にトラブルがあったとみて動機を調べている。地元消防によると、逮捕される直前に、妻自身から「玄関先でお父さんが燃えている」などという119番があったという。調べでは、署員が着いた時、妻は現場の路上に立っていたという。現場は柴田町の新興住宅地で、周囲は一時騒然となった。 ZAKZAK 2006/05/23

介護に疲れての殺しなら?生きたまま灯油をかけて火をつけることはしない。。。

年取って?或いは不遇にも介護を受ける身になれば?誰だって「ワガママ」の1つも言いたかろう。だが、ものには限度のある事も事実。人は人であって神ではない。言ってはいけない言動もある。。。

いくら相手が病気と分かってても?介護中に、あまりにひどい言動を浴びせられれば?人間ならば堪えきれない時もあって不思議はない。それを誰が批判できようか?。。。。

こんなにお世話しているのに?なぜそんな事まで言われなきゃならないのか?余りにもひど過ぎる。モノには限度と言うものがあって良いハズだ。つまりはそういう事だろう。。。

プロの介護職員だって、腹の立つ時もある。それが家族であっても同じだろう。むしろ、介護される側も、余計「ワガママ」を言う可能性もある。しかも人前では、途端に「しおらしい」素振りをされたら?ブチ切れる事もあろう。。。

記事にあるような「殺し」に至るのは論外としても、そこまでさせた?原因が何処に有ったのか?については、偏りなく、公平に分析されるべきだと思う。この場合。亡くなられた患者側は確かに「気の毒」に思うが、そこに至る原因が、如何なるものだったか?は冷静に、公平に、しっかりと調べられて然るべきである。単に「病気」だからだけで、断じて済ます様な事があってはならない。。。

実は、この事は、介護保険の施行で介護を受ける側の権利意識の高まりに依って、将来、深刻な問題となりうる課題なのだ。。。

まず?金をいくら積まれたって、コイツの世話だけは絶対したくないという事態が起こることが予想されるのだ。実際、介護する者が大幅に不足してくる事が考えられる。。。

果たして年寄りが、そこまで我がままを言うだろうか?などと「性善説」を考える方がおられるとしたら?極めて甘すぎである。。。

何れ10年以内に、その事態は現実のものとなろう思う。権利意識の高まりと共に「分からず屋」の年寄りは確実に増殖中である。この世界では、かなり前から言われている事だ。。。

介護する側にも、される側にも一定の「ルール」がある事を、ボケていないうちから教える必要がある。。。

人は人であって神ではない。感情もある。いくら奉仕の精神を積んでも乗り越えられない壁もある。理想ばかり並べても仕方がない。。。

ましてや一般の介護者なれば?尚更だ。。。。