griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

あま~い!。。。。

金融庁は10日、カネボウの粉飾決済事件で所属公認会計士が逮捕・起訴された中央青山監査法人に対し、7月1日から2カ月間、上場企業などの監査を差し止める一部業務停止を命令したと発表した。 (産業経済新聞社 Sankei Web 05/10 17:17)

金融庁は、事件が起こってから?事件の全貌が見えてから?「いったい何やって来たの?」と言いたい。。。

極めて遅過ぎ。また処分内容も、まったくの「甘過ぎ?」である。お笑いの「スピードワゴン」的に言えば?「あま~い!」だぞ。。。

企業が粉飾を企てようと?それを未然に潰すシステムが「企業監査」であり「公認会計士」でしょ?彼らが、職務に従い、しっかりと監視していれば?上場会社の粉飾なんて、そう容易く出来るもんではないのだ。。。

はっきり言って、彼らが経営陣と「ツルんで」いなければ?粉飾なんて?出来るもんじゃない(ツルムとまで言わずも?見て見ぬ振りをするだけで?成り立ってしまう。)。。。

ライブドア」だってそうである。私は基本的に、「ライブドア」の粉飾にホリエモンが主体的役割を果たしたとは、到底考えていない。取り立てて確証が有る訳ではないが、ホリエモンは、基本的に、そういう事をする「タイプ」には見えない。言動から受ける印象よりも?もっと純粋なのではないかと思う。。。

百歩譲って、ホリエモンが粉飾の一部に関与した事が、裁判の過程で判明したとしても?それ以上に、問題とすべきは?もっと正さなければならない「本質」の部分とは?を、裁判を通して炙り出して欲しい。それこそ?先にも述べた「企業監査」や「公認会計士」の問題についてである。。。

それにしても?「特捜」が「大立ち回り」するほどの大事件で有ったか?どうかは?今でも甚だ疑問が残るところであり、後世の者がその真価をどう評価するか?見ものである。何故ならば?その事に起因して「ライブドア株」は急落し、やがて「上場廃止」まで追い込まれるのである。書類と違って証拠能力に乏しい「メール」を頼りに、検察は何処まで進むのか?。。。

カネボウ粉飾決算(当時。700億以上)を思い起こせば?今回の「ライブドア」は、たかが?5~60億レベルである。(検察は「粉飾」そのものが問題で有って?額の大きさではないと言うかもしれないが)。。。

かっての西部の堤義明氏の「有価証券報告書虚偽記載事件」や「山一證券」の時の方が、よっぽど問題であり「根が深い」ではないか?銀行だって?さんざっぱら?不良債権のゴマカシを繰り返して来たではないか?だからライブドアの粉飾が許されるとは言わないが、宮内の果たした役割と、ホリエモンを同列視するのは可笑しくないか?。。。

繰り返して言う。「企業監査役」や「公認会計士」などの国家資格を持つ彼らが、経営陣と「ツルまず」して?粉飾なんて?そう容易く出来るもんじゃ有りません。。。

ライブドアの粉飾(他の例に見る粉飾事件とは性質を事にする)について、今後、裁判官がどの様な判断を示すか?実に気になるところである。どうか?今後に禍根を残さない為にも、この際、「企業監査役」や「公認会計士」の責任を、厳しく正す方向性に、是非とも「道筋」を付けて頂きたい。。。

それで無くとも?今「国家資格」全般の「信頼」が揺らいでいる。見よ!姉歯に見る「一級建築士」のテイタラクを!。。弁護士だって?裁判を「食い物」にしている者がいないか?自問自答せよ!。。医者だって「ピンきり」で、悪いヤツは、起るべくして起った医療事故について、認めようとはしない。。。

信頼される「国家資格」とは?ここにも改革すべき重要な「芽」がある。。。。