愛知博で来日していた中国の呉儀副首相が、予定していた小泉首相との会談を突然中止し帰国した。
細田官房長官は、記者会見の場で、呉儀副首相は「本国の指示により、国内での緊急公務が生じたため、本日午後に帰国せざるを得なくなった」様であるとの会談中止を発表された。お忙しい方の様ですので、あちら様が無理との事で有れば、敢えてお引止めする必要は『断じて』有りません。
無理に「場」を作って会談につなげたところで、ビジュアル的には良いかも知れないが、事の進展にはつながりません。あの方の帰った理由がどの程度のものだったか分かりませんが、一つ間違いないのは、現時点では、まだ『機が熟していない』という事なのでしょう。
取りまとめに尽力されていた関係者の方々は落胆されていると思いますが、「4000年の歴史を持つ中国」を相手に、日本的な16ビートの「せっかち」感覚で、事を進めても難しいと思います。
それでなくても「太極拳」の様にゆっくり舞う事に慣れているお国柄です。小泉さんのスタンスの様に『慌てず騒がず』プライドをもって事に当たりましょう。
機が熟してないのに慌てても致し方が有りません。機さえ熟せば、自然と『在るべき姿』に行き着く事が出来るでしょう。過去の歴史に学べば『何れあの国は中から瓦解します』。徳川家康の様に、辛抱強く「長~い目」で見るしか有りません。"浮き草"のように、流れに身を任せた生き方でなく『プライド』を持って、しっかり根を張った生き方を支持します。だから急ぐ事は有りません。納得できるまで妥協はすべきでは有りません。
「鳴かぬなら鳴くまで待とう。ホトトギス」 これで行きましょう!(^-^)