griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

分祀?それこそ噴飯ものである。。。。

民主党小沢一郎代表は9日、NHKなどのテレビ番組で、小泉純一郎首相の靖国神社参拝を「小泉さんの(参拝)は駄目だ」と批判した上で、「戦争を主導した大きな責任がある人たちは、靖国神社に本来祭られるべきではない」と述べ、A級戦犯分祀を求める考えを表明した。さらに「たまたま神社の形を取っているが、戦没者の慰霊のためのものだ。戦争で亡くなった人のみ霊を祭る本来の姿に戻して、天皇も首相も堂々と行ける靖国神社にすればいい」と強調した。また、国民新党や無所属の田中真紀子衆院議員らとの連携については「自民党公明党の政権では駄目だという人たちとは、どなたでも協力する。当たり前のことだ」と前向きな姿勢を示した。小沢氏は、政権交代に向け「来年の参院選で自公両党の過半数割れを何としても実現する」と決意を表明。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 04/09 14:01)

(小沢氏によれば?靖国神社は)「たまたま神社の形を取っているが、戦没者の慰霊のためのものだ。戦争で亡くなった人のみ霊を祭る本来の姿に戻して、天皇も首相も堂々と行ける靖国神社にすればいい」と強調した。・・・・・・と記事は伝えている。。。

オイオイ。「たまたま神社の形を取っている?」とはどういう事だ??れっきとした神社でないですか?成り立ちは兎も角も、少なくとも現存する靖国が「神社」でなくて?何だと言うのですか??ちょっと。何を考えているのか?貴方は。。。そういう英霊をバカにしている様な?発言をされるとムカムカして来る。。。。

私的には、そもそも「東京裁判」の評価についても、これは「戦勝国」による一方的な「決め付け」の上になされた「理不尽」且つ「不当な裁判」と理解するものである。従って、そこで出された不当なる判決に基づき処刑された、いわゆる「A級戦犯」とされる方々の無念に思いやれば?当然の事ながら?彼等もまた、他の「戦死者」と同じ扱いで「祭られる」のが当然の「道理」である。違うか?どうだ?。。。

そうでなくては?彼等の「魂」は永久に浮かばれない?と小沢さん!貴方は、そう考えないのか??その意味で私的には、当時の神官の下した判断は適正なるものだったと確信している。。。

さりとて、誤解なき様に付け加えれば?私は当時の戦争を「美化」する考えは毛頭ないし、被害を受けた国々に対する「反省と痛切の念」を持つべきは当然の事と理解している。従って「例え戦争に至った理由が如何なるものにせよ?」それを理由に「戦争責任」から逃れられるものではない事は無論である。。。

私が言いたいのは、東京裁判が「公正さ」を欠いた?「戦勝国」側の一方的な裁判によって出された「判決」という事実を踏まえれば?基本的な責任が日本に有るのは当然にしても? 0;100的に「全責任」をおっかぶせられる理由は「無い」と言いたいのである。それこそ角度を変えて見れば?「東京裁判」は、連合国側による敗戦国への「リンチ裁判」という側面も有るのだから?。。。

小泉さんも、そんな「東京裁判」を踏まえつつ、それでも?あの戦争は「間違った戦争であり、やるべきではなかった」とはっきり認めている。(背景には村山談話の「足かせ」も、0ではなかろう?) 確かに、一つの歴史の「審判」として?敢えて「達観」した見方で受け止めるなら?そういう見方も出来ると思う。また一国の総理の姿勢としては、これ以上の「踏み込み」は難しいかも知れない。。。

私的には、正直、そこに若干、不満がない訳ではない。結果として同じ「結論」になるかも知れないが?再度、公正な立場で、「東京裁判」を正しく検証し直して見る必要が絶対あると信じている。そんな事を今さら蒸し返して何になる?という人もいるが、私的には、それをせぬ内は奥歯に物が挟まった様で気持ちが悪い。かっての自社55年体制が、歴史を「再検証」させぬまま過ぎてしまった事に、この国の不幸を感じている。。。

それ故。現時点で「A級戦犯」者を、蔑視して他の「戦死者」と区別する考えには、納得が行かないところだ。ましてや?お祭する前の議論なら?兎も角も。既にお祭した「魂」を俗世の都合で分祀などは「もってのほか」である。靖国の神官が言われる様に一端お祭した魂の分祀など考える方が「可笑しい」のである。非民主的な中で強権的にされた、かっての「神仏合体」などの例を持ち出すのは今日的ではない。。。

もっとも望ましい陛下の参拝を可能にするには?分祀ではなくて分社が望ましい。九段の靖国神社を本社にして、支社としての靖国神社を皇居内の一角に設け、人目にさらされる事なく、陛下が何時でも自由に参拝される形を作る事が一番良いと考える。しかも参拝の有無は一般に公表する必要は無い。そうなれば?自ずと総理が参拝に固執する必要も無くなるし、それによって?諸外国から批判の矢面にさらされる必要は無い。その事で陛下の名誉に傷を付けない配慮さえ出来れば?これが一番良い方法だ。。。