griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

食の安全を考える。

農水省は23日、北海道別海町の農場で死んだ乳牛1頭を牛海綿状脳症(BSE)と確定診断したと発表した。国内の感染牛は22頭目。肉や内臓などは焼却処分されるため市場には出回らない。農水省などによると、5歳4カ月の雌のホルスタインで、20日に死んだという。感染源の恐れがあるとされる肉骨粉が餌として禁止される前の2000年9月に生まれた。北海道は飼料などを分析して感染ルートを調べる。21日に道内の検査機関で実施した1次検査で疑陽性となり、2次検査でも陽性だった。 (産業経済新聞社 Sankei Web 01/23 23:17)

ウ~ム。また出ましたか?日本は「全頭検査」をしていますので、汚染牛の肉が市場に出回る事は有りませんが、むしろ、規制以前に「肉骨粉」を喰っていた牛が未だに残っている事に驚きを禁じ得ません。。。

勿論。「肉骨粉」を喰っていた牛が全て発症する訳ではないから?食べていた牛を全て「殺傷処分」にする必要はない事も理解しています。ただ、2001年の狂牛病(現BSE)騒動から、既に6年が経過しようとしています。肉牛の生育に要する期間を、だいたい2~3年程度と考える時、今回の牛は5歳4カ月の「雌のホルスタイン」ですから、多分。直接的には経産とミルクを目的とした牛として飼われていたのだと思います。その上で、問題が出なければ?最終的には肉として処分される方向だったと思います。。。

BSEは「経産牛」に多く発症されるといいますから、農家の方も、規制以前の「肉骨粉」を食べていた牛を未だに所持しておられる場合は、頻繁なる点検と早めの処分をお願いしたいところです。BSEは「牛乳には直接影響されない」としていますが、いい感じは持ちませんからね。。。

食の「安心安全」を確保する観点から、また動物性蛋白の「安定確保」という観点からも、国内の畜産農家への一層の啓蒙が必要と思われ、同時に「輸入肉」に対する検査も引き続き厳重にお願いしたいと考えます。。。