griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

「銀円カメラ」の役割は終わらない。。。

コニカミノルタホールディングスは19日、2006年3月末までに、フィルムを含めたカメラ事業から撤退すると発表した。デジタル一眼レフカメラシステムについては一部資産をソニーに譲渡する。リストラに伴い、07年度上期末までに全世界の従業員3万3000人のうち3700人を削減する。同時に太田義勝副社長(64)が4月1日付で社長に昇格すると発表した。岩居文雄社長(66)は取締役会議長に就く。植松富司取締役会議長(71)は辞任する。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 01/19 15:55)

相次ぐカメラメーカーによる事業からの撤退。先日も「ニコン」が「銀円カメラ」からの撤退を発表したばかりである。「時の流れ」に「諸行無常」を重ねる方も多いのではないか。。。

とは言え。私も「デジタルカメラ」を否定するつもりは毛頭ない。それどころか。かく言う私も「デジカメ」は便利に使っている。というより使い分けているといった方が正しい。その技術進歩も「目覚しく」まさに留まるところを感じさせない勢いがある。しかし未だ「銀円カメラ」の域には達しているとは思えない。。。

また「デジタルカメラ」の画質に影響する「画素数」も飛躍的な向上を見せている。それを支える「ソフト技術」もまた改善が著しい。ちなみに「人間の目」を「画素数」に置き換えれば「約1600万画素」に相当するそうだ。今「デジタルカメラ」のハイエンド機は、とうとう「1200万画素」を超える迄になって来ている。「電子の目」は、あと少しで「人の目」に追いつき、追い抜こうとしている。。。

そんな状況だから?ある面、「銀円カメラ」の衰退も無理からぬところではあるが?味の有る写真づくりには、未だ「銀円カメラ」に、「一日の長」を感じる。従って「目的」別に、それぞれの「長所」を活かす様な使い方に「特化」すれば?「活躍」の場は、まだまだ残っている。実は私も30年前の「ニコマート」を、未だに愛用している。私の「フイルムカメラ」には思い出と愛着があって、とても捨てる気になどなれない。これからも大切に使い続けるつもりでいる。。。

ニコン。キャノン。ハッセル。ライカブロニカ。数々の名器を産んだこれらの職人技は、何時までも語り継がれるに違いない。。。。。