griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

中国の「環境汚染」は人類の生存も脅かす?。。。

中国で水の問題が深刻さを増している。工場排水による河川汚染が各地で発生しているほか、工業需要の増加で水不足が広がっており、市民生活や企業活動に打撃を与えている。外資にとっては電力不足などエネルギー問題だけでなく水が新たなチャイナリスクに浮上してきた。「川が赤紫に変色した。飲み水は大丈夫か」。長江支流のキ江(きこう)が流れる重慶市キ江県。6日、大騒ぎが起きた。水道局の水質検査機器も異常値を示し、当局が調べると、キ江上流の化学肥料工場で排水管が破損し、硫酸600トンが流出していたことが判明。2日間断水し、3万人が影響を受けた。今年に入り湖南省では湘江(しょうこう)に精錬工場の汚水が流れ込みイタイイタイ病の原因になるカドミウムの濃度が一時、安全基準の数十倍に達したことも発覚した。(日本経済新聞社 NIKKEI NET 1/17 07:01)

日本も昔はそうだった。中国の今の惨状は、まさに日本が歩んで来た道である。当時の日本を思い起こす時、取り分け都市の河川などは、川の水も赤茶色に染まるなどして工場廃水と生活雑排水が合わさった「ひどい」状態にあった。川魚などの水中生物もすっかり消え「死の川」という印象が拭えない河川が散見されていた。それは都市だけでなく地方にも及び、記事にある「神通川」流域に発生した「イタイイタイ病」は、私達に忘れる事の出来ない悲惨な記憶として残っている。。。

日本の場合は、その後、環境に対する世論の盛り上がりもあって、下水道の整備が大きく進み臭かった「ドブ川」は殆ど姿を消している。水質改善は「ボラ」や「サンマ」が河川に入り込むニュースにも現われている。昨年は、東京湾の運河に、どう猛な「ホウジロ鮫」が入り込むなど、人々を「アッ」と驚かせる出来事もあった。また近年。東京の郊外を流れる「タマちゃん」の「多摩川」は、途絶えていたアユの途上が毎年100万匹を越すにまでに回復した。河川改修も単に水害防止から鳥や魚達を意識した改修へ方向を変えようとしている。。。

「自然」を取り戻そうする意識に変われば、コストは掛かるものの、何れ「環境」は取り戻せる。最近では、それを一歩進めて、人口的な「ジオトープ」を造る動きも進んでいると聞く。人が生きて行く上で、何物にも変えがたい「環境」を維持して行く事が、如何に「価値」のあるものか?そして中国の「環境破壊」は、単に自国の「環境破壊」に留まらず、周辺国を巻き込み、引いては全ての人類の「生存権」を脅かす?危険を孕んでいる事に早く注目してもらいたい。。。

小池大臣!この事を、中国にも「ジャンジャン」と注文付けてくださいね!。。。。。