griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

世代交代。

静岡県熱海市で開いていた共産党の第24回大会は14日、最高幹部の不破哲三議長(75)が退任する人事を決め、閉幕した。議長ポストは当面空席とし、志位和夫委員長(51)、市田忠義書記局長(63)は留任した。不破氏は18人いる常任幹部会委員にはとどまるものの、志位氏中心の指導部となる。世代交代を図り、2007年の統一地方選参院選で党勢拡大をめざす狙いだ。(日本経済新聞社 NIKKEI NET 1/14 20:00)

不破さんは、同党の宮本顕治氏と共に、30年以上に渡り「共産党」を率いて来られた方と理解している。この人も「山あり谷あり」の人生を送られている。一時は党内の権力闘争か?足の引っ張り合い?なのか。「冷や飯を喰わされる」などの苦渋の時代も経験もされていた。。。

それにしても「共産党」というと、ハズして語れないのが、「民主化」に始まった本家本元の「ソビエト」の崩壊である。その流れは「共産党一党独裁」体制に終止符を撃つ歴史的出来事だった。更にその流れは隣国の「東ヨーロッパ」諸国に次々と飛び火して行き、その結果、世界の粗方の「共産主義」国家が体制崩壊に向かう事態となった。そして長らく続いていた資本主義と共産主義という二大「社会体制」の優劣に、ようやく決着が付く格好となった。。。

この歴史的審判は、当然の事ながら我が国の「日本共産党」にとっても、厳しい試練の時代を迎える事になる。繰り返される選挙でも退潮傾向に「歯止め」がかからず、そういう意味でも、今回の不破さんの退任劇は「日本共産党」の歴史に、一つの時代の終わりを告げる出来事と感じた。。。 

また日経の別な記事では、同大会で「志位和夫」委員長が大会結語で『憲法をめぐる闘いは世界とアジアの平和秩序にかかわる歴史的闘争だ。憲法改悪反対の国民的多数派を結集するため党の存在意義をかけて闘う』と締め括ったとされている。。。

社会党の流れを組む社民党と共に、「護憲」で臨む「日本共産党」だが、そんな中で同じく野党の民主党は「現実路線」に軌道を修正されて党の再起を誓っている。。。

それを考えると?共産党としても相当な「決心覚悟」で党の再生プランを練らないと?お題目の「護憲」だけでは、とてもじゃないが次の参議院選は厳しいだろうな。余計な事だが、ある程度は現実路線に踏み切らないと党の退潮傾向に「歯止め」がかかるとは「到底」思えない。国民の目はシビアだからねえ。。。。

まっ。関係ないかあ。。。。