横浜地検は28日、佐賀地検在籍時に、背任事件で逮捕された元佐賀市農協組合長(76)の取り調べで、「ぶっ殺す」などの暴言を吐いた横浜地検小田原支部の市川寛検事(40)を厳重注意処分とした。市川検事は同日付で辞職した。市川検事は2001年3月18日、取り調べ中の元組合長に対し、「ふざけるなこの野郎。ぶっ殺すぞ」などと脅し、調書を作成していた。(2005年12月29日0時59分 読売新聞)
人生いろいろ。男もいろいろ。お千代さんの歌じゃないが、検事もまた「いろいろ」であった。。。
それにしても背任容疑で逮捕されていた元佐賀市農協組合長(76)は高笑いコイテいる事だろう。取調べに「のらりくらり」として真面目に応じない「悪党」どもに、イラダチを隠せない検事の気持ちも、確かに分からぬでもないが「ふざけるなこの野郎。ぶっ殺すぞ」は、ちとマズかった。。。
取調べ中の「殴る蹴る」の行為は、もとより許され様ハズもないが、犯罪者の人権が他の善良な一般市民と同等の扱いでは「片手落ち」の平等と言えなくないか?もはや「性善説」が通らない時代である事は今や衆目が一致するところ。司直が悪党どもにとって「安らぎ」を感じさせる様では「納得」がいかない。。。
そろそろこの問題も考えるべき時期に来てはいないか?ここにも改革すべき「種」はある。。。