griffin avenue’s blog

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天安門事件を再評価する中国政府、、、

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ネットより、

中国で1989年に民主化運動が武力弾圧された天安門事件について、習近平国家主席が昨年11月の演説で、共産党と国家を守るための歴史的な英断だったと称賛していたことが分かった。米国と戦った朝鮮戦争と並ぶ国家的危機を切り抜けたと位置付けた。党の政治理論誌「求是」が1日伝えた。

演説は昨年11月に党が40年ぶりに「歴史決議」を採択した際に行った。習氏は80年代末から東欧や旧ソ連社会主義体制が崩壊し「中国でも89年に深刻な政治風波(騒ぎ)が発生した」と天安門事件に言及。「党は断固とした措置で、党と国家の生死存亡がかかる闘争に打ち勝った」と述べた。【2022年1月2日 16時1分 KYODO】

>「党は断固とした措置で、党と国家の生死存亡がかかる闘争に打ち勝った」と述べた。。

この中で、>「党と国家の生死存亡がかかる闘争」だったという部分については、それなりに理解するんですが、、、

その為の「断固とした措置」というのが、人民への水平射撃しか無かったとは?到底 納得が行かないところです。。

「反乱軍に向けて発砲した」というなら?まだ聞こえますが、、、

民主化を求める無辜の人民に対し、反抗すれば?、大量殺戮となるも已む無しという姿勢は、どう考えても納得出来るものではなく、、、

せめて、威嚇発砲やゴム銃、催涙ガス程度に留めておくべきでした。。

あまりに凄惨を極めた事件であっただけに、今尚 世界中の人々の心に深く刻まれています。。

ちなみに、私ごとになりますが、天安門事件の起きた約10年後くらいでしょうか、、、

仕事で中国出張の機会がありまして、その過程で、たまたま天安門広場を訪れる機会がありまして、、、

訪れた広場のモニュメントに機関銃の弾痕が生々しく残ってるのを見つけて、、、

逃げ惑う市民に対する一斉射撃が直ぐに頭に浮かんで来て、当時、寒気がするほど怖かったのを覚えています。。(;゚д゚)

あれは恐怖でしたね。。

先の衆議院総選挙に於いて、立憲共産党日本共産党に対し、有権者が毅然とした姿勢でノーを突き付けた意味が痛いほど伝わっ来ます。。

私が思うに、天安門事件は信長の比叡山焼き討ちなどと同じで、結果オーライなれば?手段も選ばず、という非情さに、、、

「お前は神か?」、、って思っちゃいますよね。。

全体主義というのは、一党独裁というのは、本当に怖い存在だと思います。決して甘く考えてはいけないと思います。。(+_+。)

それこそ、時の権力者の胸先三寸で何でも出来ちゃうってことですからね。油断したら大変なことになります。。

それでなくても中国というのは、人民の命を軽んじて憚らない歴史が長く続いていますからね。。

おそらく命を軽く見る習慣が風土的に出来上がっちゃってるんでしょう。。

兎角、「終わりよければ全てよし」とか「結果オーライ」などと言いますが、、、

プロセスが間違っての成功は?、はたして成功と言えるのかどうか?、、、

天安門事件は、そうしたことを私達に問い掛けているように思います。。(ーー;)