ネットより、
東京・池袋で平成31年4月、乗用車が暴走して通行人を次々とはね、母子2人が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われ禁錮5年の実刑が確定した旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三元被告(90)の収監手続きが12日、始まった。同日、東京地検に出頭した。
東京地裁の判決は今年9月2日に言い渡され、飯塚元被告側、検察側の双方が控訴しなかったため、同17日に確定した。懲役刑や禁錮刑の判決が確定すると、通常は拘置所に一時収容され、健康状態などを確認した後、刑務所に収容される。
関係者によると、飯塚元被告は判決後、周囲に「裁判所の決定に従って収監を受け入れ、罪を償いたい」「遺族に対しては本当に申し訳ない」などと話していた。【2021/10/12 14:11 産経新聞】
人格が180度変わったような?、ある意味、模範的とも言える発言と行動の飯塚幸三元被告、、、
あの方の頭上に、突如、神でも降臨したのでしょうか、、、
あの年齢ですし、どの道、禁錮5年を全うする可能性は?どう考えても難しいように思うところでありますが、、、
「自ら罪を償いたい」と積極的に申し出る姿勢は誠に殊勝、、宜しいんじゃないでしょうか、、、😌
実は先日、AFPが配信した別のニュースを見たんですが、、、
それに拠れば、当時、ナチスドイツの強制収容所で看守として働いていたヨーゼフ・シュッツ被告(100)が、看守として被収容者数千人の殺害をほう助した罪に問われている裁判で、被告は 8日 無罪を主張した(AFP)、、というもの。。
日本では同じ時期、飯塚幸三元被告(90)の収監手続きが恙なく進もうとしてる中、海外では、まるで真逆に、一切の罪を認めず、あくまでも「無罪」を主張し続ける被告の姿がありました。。
しかも飯塚幸三元被告よりも10歳も目上となる100歳の人物が、、です。。🙀
飯塚幸三元被告と違い、100歳になるまでの長い期間を巧みに逃げ続けて来た為なのか、「ここで負けてたまるか」、という思いが異常に強いのを感じます。。
AFPの記事には、更に、本件の原告であるクリストッフェル・ハイエルさん(84)が、法廷で被告を指さしながら、、、
>「シュッツ氏に言いたいことがある。ナチスへの恐怖から仕事をやめられなかったのは理解できるが、これまでずっと安眠できたのはなぜか? 当時のことを考えたことはなかったのか? 罪の意識を感じたことは一度もないのか?」と、問い正しましたが、、、
これには「グサッ」と来るだろうな、、と思った。。
この問い掛けに何も感じないとしたら?、被告は相当な異常者であり、だからこそナチスの看守が務まったんだと思った次第、、、
私はこの記事を読んでて、原告のハイエルさんの申される魂の叫びに、思わずジ〜ンと来てしまった。。(T_T)
この方も飯塚幸三元被告を見習い、神の御前でザンゲする気持ちで、ありのままを全て認め、これ以上 晩節を汚して頂きたくない。。(v_v)