griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

画竜点睛を欠く、、、

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ネットより、

新規感染者数が過去最多となった新型コロナウイルス流行の第5波が収束に向かっている。減少の理由について、専門家は「感染者の減少要因が増加要因を上回った」と解説。普段会わない人との接触機会が増える夏休みが終わったほか、ワクチン接種の進展や人流の減少など複数の要因が影響したとの見方で分析を進めている。第6波を低く抑えるには、第5波の教訓から得られた「増加要因」の回避行動が必要になる。

厚生労働省に新型コロナ対策を助言する専門家組織の座長、脇田隆字(わきた・たかじ)・国立感染症研究所長は6日の会合後、第5波の状況をこのように評した。

これまでは若年層に感染が急拡大した後、流行の後半で病院や高齢者施設などでの大規模なクラスター(感染者集団)が発生していたが、第5波ではこれらのクラスターが激減。医療従事者や高齢者のワクチン接種によって感染予防効果が発揮されたとみられている。

第5波では強い感染力をもつインド由来の変異株「デルタ株」が猛威をふるった。専門家は夏休みに向けた7月22日からの4連休などに、ワクチン接種を済ませていない現役世代の社会活動が活発化したと指摘。全国的に気温が30度を超える日が続き、屋内で人が集まる機会が増えたことを急拡大の理由に挙げる。冷房のため、換気が不十分で、感染しやすい状況が生まれたという見方もある。

この7月下旬には、国内の新規感染者数は多い日でも5千人程度だったが、7月末になると約1万人にまで急増。8月20日には2万5851人に及んだ。

一方、感染急拡大の局面では、「病床の逼迫(ひっぱく)」や「自宅療養中の死亡」「40、50代の重症化」「感染した妊婦の自宅出産」などの実態が明らかになり、連日メディアなどで伝えられた。こうした危機的な状況を身近に感じることで、感染への警戒感が高まり、心理面から一人一人の感染予防対策が強化された可能性が高い。

このほか、異例の「お盆の長雨」が、外出控えにつながり、結果的に不特定多数との接触機会が減る要因になったとみられている。

緊急事態宣言のもとで、リスク要因とされてきた繁華街での行動も一定程度抑制された。

東京都医学総合研究所は、緊急事態宣言ごとの都内の繁華街の滞留人口を比較すると、4回目の今回は昨年4月からの1回目と比べると1・5倍程度だったが、今年1月からの2回目、4月からの3回目より少なかったと分析する。

現役世代のワクチン接種も進んだ。ワクチンを2回接種し、感染を防ぐための抗体をつくるのに必要な2週間を経過した後でも感染してしまう「ブレークスルー感染」もあるが、未接種と比べれば大幅に少ない。暑さも収まり、徐々に窓を開けて換気がしやすい気候になったことも感染を防ぐ一助になったとみられる。

第5波の感染状況は落ち着きをみせているが、季節は感染症が流行しやすい冬に向かう。年末年始には忘年会や新年会をはじめ、人が集まる行事もあり、感染の再拡大も懸念される。

脇田氏は専門家の間でも感染者数が急減した理由の解明には至っておらず、分析には時間を要すると説明。その上で、「それぞれの要素がどの程度重みがあるのか、どれが因果関係があるものなのか、直接の原因になっていたものがあるのか、それぞれの要素にどの程度の寄与度があるのか、について分析していくべきだと考えている」と話している。
【2021/10/9 19:34 産経新聞ニュース】

https://www.sankei.com/article/20211009-BE7A6P7XQFI3ZILOOEU3MHHJ2A/?ownedutm_source

日本では今、感染第5波が終息に向かいつつある中で、何故ここまでに急激な拡大をし、何故、急激な減少に至ったのか、感染グラフから見るピーキーな動きを専門家の間でも総括し切れないでいる。。😔

その様子を見てお隣りの国は、>「1カ月で感染者が10分の1になるなんてことはない。そんなやり方があれば世界はとっくにコロナを撃退している(産経新聞10/7)」、として、あたかも日本政府が感染者数を改竄してるかの勢いだ。。(^_^)-c<^_^;)

あちらには あちらの側の事情が背景にあっての事と推察されるが、なんともファビョり方の素晴らしいこと。。

日本の専門家も専門家としてのプライドから、嘘吐く訳にもいかず、「分かんないものは分かんない」、と正直に言うしかないんだろうけど、、、

そうした中で記事は、専門家としてムリクリに絞り出した可能性?、について示した内容になってる。。

なるほど、、読めば読むほどに、逐一ごもっともなる内容だが、、、

私としては、気になる点が一つ、、、

なんで、オリパラの開催について触れてないのか?、、、

私的には、そちらの方が今以て意味不明、、、

オリパラの開催期間に感染が拡大し、オリパラの終わりと共に、感染の減少が始まった、、、

グラフを見れば一目瞭然なんだが、専門家は何故かそこを言うのを躊躇ってる。。

減少の理由は一つじゃないでしょう、確かに色々あるでしょう、がしかし、少なくとも、オリパラの開催期間に感染が急拡大し、終わった途端に減って来た、という事も、正直に言うのが専門家としての矜恃だと思うところ。。

記事を読んでて、そこが抜け落ちてる点が気になった。。

菅内閣が残した功績は実に多かったが、その一方で、オリパラの強行開催により コロナの感染を急拡大させたという事実も忘れてはならない。。😔