griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

職業選択の自由があるが適性もある。

福知山線列車事故から1日経ちました。テレビのNEWS報道により次々と新たな事実が報じられています。
事故に至る原因は一つとは限りません。恐らく、いくつかの偶然が重なり合って起きて来るものなのでしょう。詳しい事故の検証と究明を待ちたいと思います。

今回の事故が起きた背景に、JR西日本の厳しい「ダイヤ管理」を指摘する人もいます。しかし列者運転に従事している人は、世の中的には五万といる?中で、それを理由に事故が頻発している事実は有りません。
人は誰でも「向き不向き」を持っています。だからこそ「適正診断」という言葉があるのだと思います。列車だけでなく飛行機だってそうです。ダイヤ通り時間を守ろうとする意識に欠ける人は、残念ながら「適職」とは言えないと思います。

むしろ。限られた時間を、より有意義に充実して生きようと頑張っている人達を後押しする様な姿勢が欲しいと思います。そういう意識に立たないと世の中の進歩が有りません。そういう意味で、暮らしの利便性に配慮し過ぎた故の「過密ダイヤ」運行が、今回の事故を招いたと見る議論には私は反対です。

原因も一様では無いでしょうが、共産国列車事故は比較的「大惨事」に至るケースが多いと思います。身近な例でも、中国は以前、日本の「修学旅行生」を巻き込む痛ましい「大列車事故」を起こしています。ロシアの「シベリア鉄道」の大惨事も有りました。また最近では北朝鮮の「大列車事故」もその例でしょう。のんびりとしたマイペース運行にも危険は付いてまわります。

科学技術がどんどん進歩して行く中で、それを扱い「活かす」のも人間です。列車事故に限らず、繰り返される医師の「医療ミス」をはじめ、「適正診断」の意義は、今後益々必要になって来るものと考えます。単に「勉強」が出来ても、「不器用」だったり「運動神経」が鈍いなどの事情で、残念ながら希望に添えない職場が出て来ても、また致し方のないところです。それは憲法の保障する『職業選択の自由』には反しない事だと思います。人の命を扱う職場は厳しい「審査基準」が求められて当然です。

また今後、学校教育の場でも『判断力育成』をテーマとしたカリキュラムも是非欲しいところです。『判断能力』の育成は、普段の生活に、仕事に、人間関係に、危険回避にと、生きて行く上での様々な『方向性を見出す』大切な判断力を養います。
「サバイバルの現代」を生き抜く最も有効な「手段」と思います。
改めて、今回の列車事故で犠牲になられた方々に対し、心からこ冥福をお祈りします。