griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

気の緩みが、大事故を引き起こす。

25日、尼崎市の「JR福知山」線の踏切の手前で、宝塚発「同志社前」行きの上り「快速列車」が、時速70キロで走行中脱線しました。この脱線で前3両が横転し、一部の車両が線路脇のマンションにぶつかり大破したとのNEWSが伝わる。
結果は死者50人。負傷者400人を超す大惨事となってしまった。
亡くなられた方々に対し心よりご冥福をお祈り申し上げます。またこの事故でケガをなさった方々に対しても併せてお見舞い申し上げます。

毎年。春めいて来るこの時期。陽気の高まりと共に「気の緩み」が原因の事故やトラブルが繰り返される。何とかならないものか?
つい先日も、日航機についで全日空機も「管制を無視」して滑走を始め、危うく大惨事を引き起こすところだった。共に「失念」である。

今回の列車事故は、伊丹駅での「オーバーラン」した時間を取り戻そうと、運転士の若い兄ちゃん(23歳)が列車のスピードを上げた事に始まる。
カーブで勢いづいた列車が脱線し線路脇のマンションに激突した為に起こった惨事だった。今後、事故の詳しい究明が待たれるところだが、この兄ちゃんは過去にも同じく「オーバーラン」をやらかしている犯歴があり、実に「失念」の多い?人物である。
しかも今回は断じて「失念」では済まされない。大量の乗客を乗せた列車が限界を超えてカーブに進入したらどうなるか?列車運転士として知らなかったとは言えない。『未必の故意』として「殺人罪」も考えられる。

こういう「失念」の多い者が、私達の知らないところで「何食わぬ顔」で列車を動かしていると思うと現代の「怪談」じみた話になってくる。
乗客としてはオチオチと安心して乗っていられない。何で金払って迄、ビクビクしながら乗らなきゃいけないのか?と思うと「冗談はやめて貰いたい」と言いたくなる。
正に現代社会は危険と表裏一体である。どこに災いが潜んでいるか分からない。
憲法が保障する「職業選択の自由」も、それにより他の国民の「生命財産」を脅かして良いとは言っていない。厳しい「資格審査」も致し方ないものと考える。

今回の事故を受けて、JR西日本の「運転管理者」は即刻、職を辞して頂きたい。
そうでないと、お亡くなりになった多くの犠牲者の霊が浮かばれない気がする。
併せて、国土交通省よりの厳しい処断を求めると共に二度とこの様な事故を起こさない様に再発防止に万全を期して頂きたいものである。